香川県には数多くのうどん店がありますが、「麺そのものの美味しさ」を味わうなら外せない名店があります。
それが、三豊市高瀬町にある須崎食料品店です。
食料品店の一角で営業する昔ながらの製麺所スタイルながら、県内外から多くの人が訪れる人気店。営業時間はわずか2時間半ほどで、売り切れ次第終了ということもあり、週末には長蛇の列ができることでも知られています。
今回注文したのは、「温うどん小(1玉)」に温泉卵ととり天を組み合わせた一杯です。
シンプルだからこそ分かる、麺の圧倒的な存在感。行列に並んででも食べたくなる理由を、実際の体験をもとに詳しく紹介します。
須崎食料品店の基本情報

電話番号:0875-74-6245
住所:香川県三豊市高瀬町上麻3778
ジャンル:讃岐うどん
営業時間:9:00~11:30(売り切れ次第終了)
定休日:火曜日・水曜日
駐車場:あり(店舗横・臨時駐車場あり)
支払い方法:現金のみ
公式サイト:https://www.suzaki-udon.com/
注文したメニュー
- 温うどん小(1玉) 350円(税込)
- 温泉卵
- とり天
※価格は訪問時点のものです。
土曜日9時訪問時の混雑状況と待ち時間

土曜日の9時開店5分前に到着すると、すでに店舗前にはL字に折れ曲がるほどの長蛇の列ができていました。
地元客はもちろん、県外ナンバーの車も多く見られ、その人気の高さを実感します。
駐車場は店舗に隣接していて場所も分かりやすく、満車の場合でも誘導員が臨時駐車場まで案内してくれるため、初めて訪れる人でも安心です。
休日などの混雑時には、列に並んでいる間にスタッフが先に注文を聞いてくれるため、入店後は比較的スムーズにうどんを受け取れます。
この日の待ち時間は約30分。決して短くはありませんが、案内体制が整っているため、大きなストレスは感じませんでした。
週末や連休に訪れる場合は、開店前の到着を前提に、時間に余裕を持って訪問するのがおすすめです。
注文方法と食べ方の流れ

初めて訪れる人は、一般的なうどん店との違いに戸惑うかもしれません。
注文の流れは次のとおりです。
- 行列に並ぶ
- スタッフに「温かい・冷たい」「小・大」を伝える
- 店内に入ると「温かい」「冷たい」の列に分かれる
- うどんを受け取る
- 卵や薬味、揚げ物を選ぶ
- 店内のレジで会計する
- 店の向かいにある食事スペースで食べる
- 食べ終わったどんぶりを店内のレジ横へ返却する
温かいうどんと冷たいうどんでは提供時間が異なるため、グループで訪れる場合は同じ種類を注文するのがおすすめです。
別々の種類を注文すると、受け取るタイミングが前後し、一緒に食べ始められない場合があります。


温うどん小+温泉卵+とり天を実食レビュー


どんぶりを受け取ったら、ネギや生姜などの薬味を加え、醤油を回しかけていただきます。
まず驚いたのは、麺そのものの美味しさです。
醤油はひと回しかけるだけで十分。それ以上かけると、小麦の香りや自然な甘みが隠れてしまうほど、麺自体にしっかりとした存在感があります。
噛んだ瞬間に感じる力強いコシと、もっちりとした弾力。噛むほどに小麦の風味が広がり、「うどんは麺が主役」という讃岐うどんの原点を改めて実感しました。
薬味やトッピングも魅力的ですが、まずはシンプルに麺だけを味わってみてほしいと思います。
今回トッピングした温泉卵は、麺との相性も抜群でした。
生卵も人気ですが、個人的には温泉卵のほうがおすすめです。
なめらかな黄身が麺によく絡みながらも、小麦の風味を邪魔しません。ほどよいコクが加わることで、麺本来の旨みがより引き立つように感じました。

そして、想像以上だったのがとり天です。
どんぶりから大きくはみ出すほどのサイズ感で、思わず驚いてしまうほどのボリュームがあります。
衣は軽やかでサクッとした食感。中の鶏肉はしっとりジューシーで、シンプルな醤油うどんとの相性も抜群でした。
須崎食料品店ならではの空気感

店の向かいにある食事スペースで印象的だったのは、お客さんたちの雰囲気です。
家族連れや友人同士のグループも多く訪れていましたが、店内は不思議なほど落ち着いていました。
大きな声で会話をする人は少なく、みんなが静かにうどんと向き合っています。
会話を楽しむというよりも、一口ごとに麺の香りや食感を確かめながら、それぞれが自分のペースで味わっている。そんな空気が流れていました。
「美味しいものを、しっかり味わう」
須崎食料品店には、そんな食事本来の楽しさを思い出させてくれる特別な時間があります。
正直な感想まとめ
土曜日の開店5分前に到着しても約30分待ちという人気ぶりでしたが、スタッフの案内が丁寧で、初めてでも戸惑うことなく利用できました。
醤油をひと回しかけるだけで十分に感じられる、小麦の香りと麺の甘み。
薬味やトッピングはあくまでも脇役で、主役は間違いなく麺そのものです。
個人的には、生卵よりも温泉卵がおすすめ。麺の風味を活かしながら、よりまろやかな味わいを楽しめます。
行列の先に待っているのは、派手さではなく、素材そのものの美味しさ。
讃岐うどんの原点を味わいたいなら、須崎食料品店は一度は訪れるべき名店です。
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