坂出市で長年営業を続ける老舗カレー専門店「ベンガル亭」。
今回は11月〜3月までの数量限定メニュー「冬ミックスフライカレー」をいただきました。
通常のミックスフライとは違い、冬バージョンは“カキ”が主役。
この時期だけの特別仕様です。
ベンガル亭のカレーは、いわゆる一般的なカレーとは一線を画します。公式でも明言されている通り、カレー粉は一切不使用。22種類の純スパイスを独自配合し、3日間かけて仕込む本格派のルーがベースになっています。

お店の基本情報(2026年3月)
店名:ベンガル亭
電話番号:0877-45-6228
住所:香川県坂出市八幡町3-3-16
ジャンル:カレー専門店
営業時間:
【金】11:00〜15:00/17:00〜20:00
【月・土・日】11:00〜16:00(L.O.15:30)
定休日:火・水・木
駐車場:あり

注文メニュー
冬ミックスフライ・カレー (甘口) 約1500円
大盛り(ルー&ライス) 330円

味の感想
皿が運ばれてくると、まず目を引くのは鮮やかな黄色いライス。その上にカキ、エビ、ピーマンのフライが豪快に盛られています。見た目はシンプルですが、ルーから立ち上るスパイスの香りが明らかに違う。
ベンガル亭のルーは、大量の玉ねぎを水を使わずにじっくり煮込み、寝かせて甘みを引き出す工程から始まります。その後、鶏がらスープや野菜を加え、さらに時間をかけて旨味を重ねる。ここまでで約3日。そこへ22種類のスパイスを調合して完成させるという徹底ぶりです。
甘口から辛口まで、それぞれ別にスパイス配合を行うという点も特徴。大量生産的な“まとめて同じルー”ではない。本気で作っている店です。
まずはカキから。
衣はサクッと軽く、中はふっくらジューシー。磯の旨味が口に広がった瞬間、スパイスルーが追いかけてくる。この組み合わせが驚くほど合う。カキ特有の濃厚さを、スパイスのキレがきれいにまとめてくれます。
エビフライはプリッとした食感がしっかり。衣が軽いため油っこさは感じにくい。ピーマンはほろ苦さがアクセントになり、全体を引き締める役割を担っています。
ルーはとろみ控えめでややサラッとした質感。最初に玉ねぎの甘みが広がり、次にスパイスの香り、最後にじわっとした辛さが残る。刺激一辺倒ではなく、体に染み込むような味わいです。薬膳的発想でスパイスを使っているという説明にも納得できます。
揚げ物のコクとスパイスの奥行きがぶつからず、むしろ相乗効果を生んでいる。これはベースのルーがしっかり作り込まれているからこそ成立する一皿だと感じました。

雰囲気
店内は落ち着いた空気感で、長年営業してきた老舗らしい安心感があります。派手な装飾はありませんが、常連客が多いのも納得の安定感。ゆっくりカレーを味わえる空間です。
正直な感想まとめ
冬ミックスフライカレーは、季節限定というだけでなく、ベンガル亭の実力がよく分かるメニュー。カキの旨味と22種スパイスのルーがここまで合うとは思いませんでした。
カレー粉不使用、3日仕込みというこだわりは、食べればはっきり分かる。派手さよりも積み重ねた味を選ぶ人におすすめしたい一皿です。
11月〜3月の数量限定。
坂出市で冬にカレーを食べるなら、有力候補になる一軒です。
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