香川県善通寺市にあるスパイスカレーの人気店「長谷川米穀店」。
うどんの街として知られるこのエリアの中で、独自の存在感を放つスパイスカレー専門店だ。
今回は看板メニューともいえる
・ハセガワココナッツチキンカレー
・ブラックペッパーヨーグルキーマ
この2種を実食してきたのでレビューしていく。
お米へのこだわりとカレーの方向性
長谷川米穀店では、お米にも強いこだわりがある。
お米は営業日の朝に毎回精米されており、できるだけ炊き立てに近い状態で提供されるように工夫されている。
そのため、単にカレーと合わせるだけでなく、「お米そのものの美味しさや香り」も一緒に楽しめる構成になっている。
また、この店が目指しているのは、いわゆる完全なスパイスカレーでも、昔ながらのカレーライスでもない。
その中間にある、“馴染みのある安心感とスパイスの奥行きが共存するカレー”である。
つまり、日常的に食べられるカレーライスの親しみやすさを残しながら、スパイスカレーとしての奥行きも感じられる、そのバランスを追求した一皿と言える。
店舗情報
店名:長谷川米穀店
住所:香川県善通寺市上吉田町2丁目5−6
ジャンル:スパイスカレー
営業時間:11:30〜17:00
定休日:日・月・火
(公式Instagram:https://www.instagram.com/p/DWjXKtJEx6U/をチェック)
駐車場:7台

店舗情報・特徴(追記)
テイクアウトにも対応しており、DMまたは公式LINEから予約が可能。
15名以上での貸切利用にも対応しているため、グループ利用やイベント利用にも柔軟に対応できる。
元々は善通寺の商店街にあったお米屋さんで、現在はその流れを活かしたカレー店へと転身。
毎朝自家精米で七分づきの米を使用しており、「米からこだわるカレー」という点も大きな特徴だ。
スパイスカレーでありながら、過度な辛さを抑えた設計になっているため、辛いものが苦手な人でも食べやすい仕上がりになっている。
また、カフェ利用も可能で、カレー以外の使い方ができるのも魅力のひとつ。
店の雰囲気
人当たりの良い店主とアットホームな店内は居心地が良く、少しの間滞在しただけでも地元に愛されているお店だと分かりました。各テーブルに店主の家族写真が見える位置にありクスッとしました。


食べたメニュー
・ハセガワココナッツチキンカレー 1200円
・ブラックペッパーヨーグルキーマ 1200円

ハセガワココナッツチキンカレー


このカレーはスタンダードであり、一番人気のメニュー。
白ご飯に合うことを前提に、コク旨に仕上げられており、ココナッツのコクを活かしつつも風味は控えめに調整されている。
実は店主が初めて作ったスパイスカレーであり、これまで最も多く作られてきた一皿。
少しずつバージョンアップを重ねてきた“進化型の定番カレー”でもある。
実際に食べてみると、まず感じるのは風味の良さ。
ココナッツが主張しすぎず、スパイスと自然に溶け合っている。
まろやかさとコクのバランスが非常に良く、ご飯との相性もかなり高い。
派手さはないが、完成度で食べさせるタイプで、じわじわと満足度が上がっていく一皿だった。
ブラックペッパーヨーグルキーマ


こちらはヨーグルトのさっぱりしたコクとブラックペッパーのキレを組み合わせたキーマカレー。
たっぷりのヨーグルトをじっくり煮込み、スパイスも爽やかにまとめた構成になっている。
コンセプトは「人生ピリピリしすぎず、ハートにジーンとくる生き方」。
ちょいピリ+余韻をテーマにしたユニークな一皿だ。
実際に食べてみると、まず驚くのは想像以上のボリューム感。
軽そうな印象とは裏腹に、しっかり食べ応えがある。
ヨーグルトの酸味でさっぱりしながらも、ブラックペッパーが全体を引き締めていて、物足りなさがない。
キーマとしての肉感もしっかりあり、満足度はかなり高い。
2種を食べ比べて
ココナッツチキンは「風味の完成度で押す安定型」。
ヨーグルキーマは「見た目以上にボリュームがある満足型」。
方向性は違うが、どちらも“しっかり設計されたカレー”であり、完成度は非常に高い。
2種以外のカレーが登場することも

3種でテイクアウトを注文しているお客様も見受けられました。
食べた感想としては、予算に余裕があれば絶対に3種がおすすめ。
追記:長谷川米穀店の魅力と善通寺スパイスカレーとしての立ち位置
長谷川米穀店の特徴は、単なるカレー店ではなく“設計されたスパイスカレー”を提供している点にある。
善通寺は讃岐うどんのイメージが強い地域だが、その中でスパイスカレーというジャンルを確立しているのは興味深い。
特にココナッツチキンカレーは、最初に作られたカレーでありながら今も主力メニューとして提供され続けている。
これは単なる定番ではなく、改良を重ねながら生き続けている“進化型カレー”と言える。
一方でブラックペッパーヨーグルキーマは、軽そうに見えてしっかりボリュームがあり、食べ応えという意味でも満足度が高い。
ヨーグルトの爽やかさとスパイスのキレが共存しており、単なるキーマカレーの枠を超えた一皿になっている。
この2種類を食べることで見えてくるのは、「派手さではなく設計で勝負する店」という姿勢だ。
刺激と安定、その両方をしっかり作り分けている点に、この店の強さがある。
善通寺でスパイスカレーを探すなら、間違いなく候補に入る一軒だと言える。
正直な感想まとめ
・ココナッツチキンは風味が良く完成度の高い安定型
・ヨーグルキーマは想像以上にボリュームがあり満足度が高い
・どちらも軽そうに見えてしっかり食べ応えあり
・善通寺スパイスカレーの中でも存在感は強い
メニュー



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